収入が低いからといってお金が借りられないわけではなく、お金が借りられるのかどうかは年収そのものよりも、年収と比べて、無理のない返済ができるのかどうかが重要なポイントとなってきます。
低所得でも借りやすくするコツ
ココがポイント
借り入れ額が少なければ月々の返済額も数千円程度で済むこともありますし、無理のない返済が可能とみなされ審査にも通りやすくなります。
また、銀行よりも消費者金融のローンの方が借りやすいでしょう。
銀行の場合だと、審査が厳しく、年収が低いと審査に通らない可能性が高くなってしまうからです。
また、消費者金融会社でお金を借りる場合には、総量規制法が実施されてからは年収の3分の1までしかお金を借りることができなくなっています。
例えば年収300万円の人だと100万円までしかお金は借りられません。なので、年収が低ければ、その分借りれる金額も低くなってしまいます。
低所得でも年収の3分の1以上借りる方法
総量規制法には、除外と例外があってこれに該当すれば、年収の3分の1以上でもお金を借りることはできます。
この除外と例外にはどんなものがあるのかというと、自動車ローン、住宅ローン、高額な医療費やおまとめローン、個人事業主の方が事業資金を借りるためのローンなどがあります。
また、すでに年収の3分の1の借り入れがあってもなお、お金を借りる必要がある場合には「おまとめローン」を利用するという方法もよいかもしれません。
メモ
「おまとめローン」は、複数の借金を一本化する借換ローンなのですが、借金をひとつにまとめることにより金利が安くなる、月々の返済額が少なくなるなどのメリットがあります。
また、おまとめローンでローンを一まとめにすることで、お金を借りているのが1社になるため、多重債務という状況が解消され、お金が借りやすくなります。
パートやアルバイトで低収入でも借りれる
たとえ、収入が毎月10万円でも、毎月ちゃんと収入があれば、働き方が正社員ではなかったとしても、お金は借りることができます。
例えば、プロミスには、「お申込みいただける条件」に「年齢20〜69歳のご本人に安定した収入のある方。主婦でもパート・アルバイトなど安定した収入のある方はご審査のうえご利用が可能です。」という記載があり、パートやアルバイトでもOKとされています。
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パートやアルバイトでもお金を貸してもらえる所
パートなんですが、お金は借りられますか? 20歳以上で、毎月一定した収入があれば、パートやアルバイトの方でもお金を借りることができます。 パートだと正社員より収入が低いので、お金は借りられない・・。と ...
このように、低所得だからお金が借りられないというわけではないので、年収は低いけどどうしてもお金が借りたい・・!という場合には、借り方に気をつけてみたり、借り入れ先を変更したりすることでお金が借りられる可能性も高くなるのです。
生活福祉資金を借りる
資金の貸付けによる経済的な援助と、地域の民生委員が資金を借りた世帯の相談支援も行ってくれます。
「生活福祉資金貸付制度」は、低所得者や高齢者、障害者の生活を経済的に支えるとともに、その在宅福祉及び社会参加の促進を図ることを目的とした貸付制度です。
引用元:全国福祉協議会「生活福祉資金」
原則的に連帯保証人が必要ですが、いなくても借りる事はできます。
「生活福祉資金貸付制度」は、公的資金なので、利子も安く、連帯保証人が立てられれば無利子(連帯保証人を立てない場合は年1.5%)で借りることができますが、申し込んだ後に審査があります。
「生活福祉資金貸付制度」の申し込みや問合せ先は、お住まいの市区町村社会福祉協議会か、都道府県社会福祉協議会になります。